よくある質問
Q1.症状固定後の治療費は払われるのですか。
A:原則、支払われません。症状固定とは、これ以上治療を進めても改善が見られないと医師が判断する事ですから後遺障害診断書を作成した後の治療費は原則認められません。ただし、症状固定後も治療(人工透析等)や介護が必要な場合は損害賠償を請求することができます。
Q2.内縁関係で損害賠償請求できるのですか。
A:できる場合があります。内縁関係とは、婚姻届を役所に提出していないだけで、夫婦同然の生活をしている関係です。内縁関係の夫が交通事故で死亡した場合、その妻が夫の収入で生活していたら、収入部分を、妻の損害賠償として請求することができます。この場合、内縁関係の妻が夫に扶養されていただけでなく、妻自身の財産や収入だけでは生活できないことが前提になります。
Q3.まだ症状が残っているのに示談を持ちかけてくるが
   どうしたらいいでしょう。
A:後遺障害のことをよく考えておく必要があります。基本的に示談成立後その内容を変更することや追加請求することはできません。従って損害が確定してから示談にすることが最善ですが、どうしても早く示談したいといった場合は、後遺障害が残ってしまうことを想定して示談書に「後遺障害が発症した場合は別途協議する」の旨の一文を入れておくとよいで良いでしょう。
Q4.損害賠償の3つの基準(自賠責基準・任意保険基準・弁護士会基準)で
   具体的にいくら違いがあるのですか。
A:後遺障害の慰謝料を例にとると下記の表のようになります。
後遺障害等級自賠責基準任意保険基準※1弁護士会基準※2
第1級1100万円1850万円2800万円
第2級958万円1450万円2370万円
第3級829万円1150万円1990万円
第4級712万円850万円1670万円
第5級599万円750万円1400万円
第6級498万円650万円1180万円
第7級409万円550万円1000万円
第8級324万円450万円830万円
第9級245万円350万円690万円
第10級187万円250万円550万円
第11級135万円200万円420万円
第12級93万円150万円290万円
第13級57万円65万円180万円
第14級32万円45万円110万円
Q5.交通事故でも健康保険は使えるのですか。
A:使えます。交通事故が原因のケガでも健康保険で治療を受けることができます。健康保険の医療点数の単価(10円)が自由診療の単価(平均20円)よりも安いため健康保を使いたがらない病院もありますが、病院では厚生労働省の通達により健康保険の使用を拒否する事が出来ません。なお、加害者から支払われる損害賠償金は健康保険組合の負担部分が差し引かれて支払われる事になります。
Q6.仕事中や通勤途中の交通事故は労災保険が適用になるのですか。
A:なります。労災保険は、「労働者災害補償保険法」に基づき、労務・通勤途中のケガや病気による治療費や休業の損害を補償する労働者のための保険です。したがって、「業務中の事由」、あるいは「通勤途中」の交通事故で死傷した場合は会社が加入する労災保険に対し、保険金を請求できます。ただし、家に帰る途中にどこかに立ち寄った場合は、通勤が中断されたとみなされ、以降は労災保険の対象になりません。また、交通事故の場合は業務災害と異なり、労災保険を使用したとしても保険料は上がりません。保険料の値上がりを心配する経営者に対しては、保険料は上がらない事を伝えて労災保険の申請を行いましょう。
Q7.「むちうち」で後遺障害14級と認定されました。
異議申立てをしたいと考えていますが、12級との違いは何ですか。
A: 14級が、「医学的には証明できなくとも自覚症状が単なる故意の誇張でないと医学的に推定されるもの」であるのに対し、12級は、「障害の存在を医学的に証明できるもの(いわゆる他覚的所見があるもの)とされています。 「医学的に証明できる」とは、医証と画像所見、神経学的所見の3つ(の他覚的所見)が揃ったもの、一方「推定される」とは、3つが揃わないあるいは、それぞれのつながりは不明確ですが事故との関係を否定まではできないものを言います。
Q8.「頚椎捻挫」と「椎間板ヘルニア」の違いは何ですか。
A: 神経の損傷を伴わず椎間板の軟部組織だけが損傷した場合を「頚椎捻挫」、椎間板の中の髄核が外部に突出し、脊髄や神経根を圧迫した状態、すなわち神経損傷を伴うものを「椎間板ヘルニア」と言います。神経損傷があるかどうかは「神経学的検査」を行うと分かります。
Q9.「神経学的検査」とは何ですか。
A:脊髄は、背骨を貫いて走る神経の太い束ですが、位置ごとに人体各部に対する異なる支配域を持っています。脊髄と脊髄から派生する神経根が損傷されると、脊髄の特定の位置ごとに、特徴のある症状を引き起こします。どの位置が損傷しているかは、各種の手技による検査で明らかにすることがでます。これらの検査を総称して、「神経学的検査」と呼んでいます。  頚椎の損傷の場合、「神経学的検査」には「徒手筋力テスト」、「知覚検査」、「腱反射・病的反射」等々の検査があります。脊髄の特定の位置が損傷したからと言って、必ずしもすべて決まった結果が現れるわけではないですが、重要な手掛かりは得ることができます。
Q10.搭乗者傷害保険とは何ですか。
事故に遭った際、自分自身や搭乗者のケガを補償する保険です。 運行供用者やドライバー、その家族も保険金の支払対象に入っており、損害賠償保険ではなく、傷害保険として機能します。保険金の内容は死亡保険金・座席ベルト装着者特別保険金・後遺障害保険金・重度後遺障害特別保険金・医療保険金の5種類です。 後遺障害等級認定がされた場合も等級に応じて支払われます。詳しくは、保険会社・保険代理店・お手持ちの保険約款をご確認ください。

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